敬老学のススメ

健康的な食事について、ストレス対応、介護業界のドタバタ思い出話など、話題満載。カテゴリーから選んでどこからでもお読みください。

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認知症と暮らす

非常に気の重い話を書こうと思います。

このブログにコメントをくれたことから時々、メールで認知症のおばあちゃんに手を焼いているという愚痴を聞いている友達がいました。

最初のうちは、「たいへんだね~」
「デイサービスに3日くらい行くようにケアマネにお願いしてみたら?」
とか、「少しはご主人にもお世話をさせたらいいのに」

なんていう当たり障りのないことをやり取りしていました。

しかし、最近もらったメールを見ると、困った振る舞いに対して、おじいちゃんとご主人が、怒ったり、頭をゴツンと叩いたりしていると書いてありました。

あざが出来るような叩き方ではないと書いてありましたが、なぜそんなに怒られたり、実の息子に頭を叩かれたりするのかも理解できない、認知症のおばあちゃんが気の毒でなりませんでした。

こういう暴力は、だんだんエスカレートしてくことが多いです。
そういうことが多いことは、介護に携わる方なら先刻ご承知のことですね。

デイサービスに目の下に青あざをつけてきた人も何人もいます。

だれから殴られたのかも覚えていないんですが家族です。

私は、その方に「老人ホームに入れてあげることは出来ませんか、そこならおばあちゃんは叱られたり叩かれたりせずにすみます。今の状況は、生き地獄ですよ」と申し上げたのですが、「人の性格は簡単に変わらない、叱らないでと私が言っても主人は変わりません」というような返答がきました。

部外者のわたしにそこまで言われることが不本意であるのかもしれないと思いました。

しかし、そういう立ち入ったことをいわずにはおれないような現実を書いてきて、それに対して「老人虐待だよ、なんとか止めなさいよ」というのが当然だと思っています。

認知症の高齢者を大切にしないと、次の世代の若者も育たないと思うのですが、私にはどうして上げることも出来ないのです。

無力ですね。

こんなブログを書いていることもいやになります。

ブログを書いているから、質問が来て、答えているうちに、かぞくのことなどの愚痴もきいてあげるようになり、そして、虐待の萌芽みたいなものを書かれて、そして、おしまいです・・・・・・

非常に後味の悪いお別れの仕方になりました。

おじいちゃんが声をかけてもまったく反応しないから、それに対しておじいちゃんはいっそう怒るのだということを書かれていて、そこまで心を閉ざす何かがすでにあったのだなと思いました。

私が老人ホームの事業責任者をしていた頃に、完全に心を閉ざして、おびえていた小柄なおばあちゃんを思い出しました。

実の息子に、叩かれる母親はかわいそうです。
そういう風にあなたが育てたんですよ・・・・・といって、自己責任といいたくないんですが、救いの手を差し伸べられない私はとても無力です。

今日は、落ち込んで書いているので、応援ポチはしてくれなくて結構です。
いつも応援ありがとうございます。




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| 認知症 | 00:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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認知症のおばあちゃんの物語

ジョルダンが主催している掌編小説の投稿に、今日からこの作品がアップされています。

囲碁が好きだった旦那さんの記憶は鮮明に残っている認知症の老人とヘルパーの会話です。

⇒もういちど戻れるなら [八歩]

毎回、囲碁のことをテーマか、隠しアジにして投稿しています。今月末までの掲載なのでぜひご覧ください。

3分あれば読みきれるくらいの分量です。

身の回りの方から、認知症のことを最近よく利かれるような気がします。

| 認知症 | 23:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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看護疲れの感情爆発

私にブログの設定の仕方や、ランキングの参加の仕方など、いろんなことを教えてくれるネット友達のSNS日記に、同居しているお母さんが急に具合が悪くなったので、病院で付き添っていて、今は携帯から日記をアップしているということが書いてありました。

平癒をお祈りしますという、まあ、当たり障りのないコメントを書き込みましたが、病院の付き添いは、私もなんども行いましたが、特にすることがあるでもなく、とても退屈なものですね。

そして、居眠りをしているところに、検温だなんだと入るから、一日でもくたくたになります。

⇒続きを読むまえによろしければ認知症の物語を[八歩]


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| 認知症 | 17:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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年末のおばあちゃん対策

認知症のおばあちゃん

このブログがご縁となり、ネットで時々囲碁をお教えすることになったSさん。
ご主人のご両親と、息子さんの三世代同居で地方の町に住んでおられる方から、おばあちゃんのことで、愚痴のメールが来ました。

先日は、深夜に「まだ、ご飯を食べていない」という、典型的な認知症パターンの行動のことを書いてこられていました。

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| 認知症 | 11:24 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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花火

hanabi.jpg

台風が去り、すっかり秋の気配です。

日中の陽射が強くても、もう、灼熱地獄ではありませんね。

運動会を知らせる花火の音が遠くで聞こえました。

そうしたら、老人ホームのささやかな花火のことを書きたくなりました。



夏には、それぞれの施設の、小さな庭や、駐車場で、花火をしょっちゅう行います。

花火のにおいと、職員の子供たちの笑い声、そして、火をつけるときの緊張感が皆さん好きです。

私は、庭には出ない・・・・という方も、食堂からガラス戸越しにみています。


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| 認知症 | 17:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おばあちゃんとの衝突

mukasino.jpg

認知症が現れ始めた姑さんと、しょっちゅう衝突してしまうというMさん。

ネット碁のお友達でして、最近、このブログを読んでから時々、おばあちゃんの介護の話をするようになりました。

小学生の息子さんと、ご主人のご両親の、三世代5人です。

Mさんがご主人のご両親のお世話をしながら子育てをしているという、激務であることは聞いていました。

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| 認知症 | 11:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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認知症と暮らす

「あくび 犬にもうつる」新聞記事を読んだママは、早速、傍らにいるワンコに試していた。(記事の内容はコチラを → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000011-reu-int)私も参戦。ワンコの前で 「ふわああぁぁあ~。」すると、ワンコが見事に 「ふわああーっ。」実験成功!  (すみません、ワンコのあくび写真は撮れませんでした)ママが笑う。私も笑う。ワンコも笑った?●ママには新鮮な楽しみが何度もやって来る...
あくび伝染実験に笑うママ、いとおしい時間



認知症の方にお正月のご馳走を食事介助したことがあります。
総入れ歯の人に、お雑煮の餅を食べさせるなんて、非常に危険です。
上の入れ歯が餅の粘着力で落ちるから、それを嫌がって、噛まずに丸呑み!というのが、餅をのどにつまらせる原因です。
でも、この方には、家族からのつよい希望もあり、お餅をたべてもらうことにしました。他の方には、危険性のない白玉団子です。
認知症というのは、覚えていられないだけなのです。今食べているものが餅か違うか、よくわかっています。

「お餅だ」
「うん、お正月だからね」
「お正月か」
「そうですよ」
「お餅だ」
「お正月だからね」

これをくりかえしながら、小さじ分くらいに小さく箸でちぎった餅を食事介助しました。
きっと、ものすごく久しぶりの大好きな餅を食べる感動が、その都度あるのだろうな、とうらやましくおもったことを思い出しました。


強度の認知症の方が、穏やかに暮らしている施設は、良いしせつです。
おどおどしていたり、怒ったような顔をしている施設は、虐待が行われている可能性があります。

認知症の方は、叩かれたなどということは、すぐに忘れてしまいますが、その瞬間に感じた怒りやおびえは、記憶とは別のところに、滓のように蓄積していくのだと思います。
私は、老人ホームの運営をチェックするときに、そういうところを見ていました。

参加してます。
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| 認知症 | 14:01 | comments:2 | trackbacks:2 | TOP↑

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お買い物

ママが食べきれないほどの食べ物を買ってきた。頼むから、もう買わないで~ と思っていたら、今度は、苺のショートケーキ6個、チョコレートババロア6個、それにゼリーやプリンなんかもたくさん!買ってきた。冷蔵庫はさっきの買い物で、もういっぱいだし、こんな暑い中、このままでは、すぐに傷んでしまう。ああ、どうしよう ・・・私は頭を抱え、気が遠くなりそうになった。その瞬間、目が覚めた。そうだ! 私は昼寝をしていた...
銀ブラ気取り? ママの「マルナカ ブラ」と私の恐怖



このブログを読んで、「あるある・・・^^」と思ってしまいました。
買い物というのは、社会と自分の接点を確認することでもあります。
老人ホームに入るときに、あきらめなければならないことが二つあります。
一つは、外出。
蒙一つが、買い物です。

この二つが、ホームに暮らす高齢者の2大したいこと、と言って間違いないでしょう。

老人ホームではバザーをやることがあります。職員やご近所の方に声をかけて、フリーマーケットにすることもあります。こういうときは、入居者の方は、あさからそわそわしています。

品物の小さな傷を見つけて、負けろという人。
ぬいぐるみを見て孫のことを思い出し、それを懸命に語る人。
不機嫌そうににらみつけるくせに、会場の片隅でずっといる人。

みんな、日ごろと違う刺激を受けています。

デイサービスの利用者と、ホームの入居者は、見てはっきりわかる違いがあります。
デイサービスの利用者さんは、家族と暮らしている人が多く、買った物をお土産にできますから、買い物を心から楽しんでいるように見えます。
家族のために品物を選んで買うというのは、心がうきうきすることなんですね。
ホームの入居者は、お土産として渡す人と一緒に暮らしていないので、せいぜい、ハンカチ、靴下、自分用のお菓子、コップなど、買い物も小規模です。

お買い物というと、思い出す方がいます。
80歳を少し超えた女性です。
ゆうパックやニッセンなどの通販カタログをいつも見ていて、毎日、何かを通販で注文するんです。
認知症が進んでいますので、自分で申し込みは出来ませんから、ホーム長が希望を聞きます。それを、娘さんが後で見て、正式に発注となります。
毎週二回くらい、一回当たり三千円から五千円くらいでしょうか・・・・
注文してくれというものを全部頼んだら、毎週十万円になるかもしれませんが、それはちょっと、ね。

とてもうれしそうにその箱を開封します。
開ける瞬間が一番楽しいようです。

その品物は、全て、娘さんとお孫さんにあげるためのものです。
これもいいわねぇ・・・と、カタログの小さな文字を、通販で買った拡大鏡で読む姿はとても生き生きしていました。

| 認知症 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:2 | TOP↑

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誰もがかかる認知症

認知症などと、難しくいうから、特別なことのように思われるかもしれないが、年をとれば、だれにでも訪れる記憶障害のことです。年を取ると筋力が衰えるように、新しいことを記憶する力が衰えてきます。ただそれだけのこと。その進み方の程度によっては、自宅での生活が困難になることもありますが決して特別なことではないんです。

有料老人ホームの入居者は、ほとんどの人が、認知症と認定されます。ホームだと、職員は対応になれていますから問題はありませんが、在宅だと大変です。家族にとっては、初めてのけいけんでしょうから・・・・

まだ、70前で、認知症が進むと、体は結構元気で、しかも、若いときのことを思い出すから、ヘルパーを押さえ込んで暴行しようとしたり、自分のうちに帰ろうとしてすっかり様子の変わった街を歩き回ったり、日ごろからは考えられないようなことをしたりします。



わたしが、認知症の元気な方のことで、忘れられない事件がありました。この方、仮にKさんとしておきます。

Kさんは、警備保障の会社で定年を迎えた男性でした。
認知症が進み、自分の住んでいるところを、どうしても自分の家と認識できず、また、一緒に年をとってきた奥様を自分の妻と認識できなくなっていました。
Kさんの記憶の中には、渋谷の近くの狭い社宅で暮らしている自分と、若い奥様と、小さな娘さんが生きていました。
そして、50歳以降の記憶はほとんど欠落しているのです。

Kさんは何度も、自分の家に帰ろうとして、自宅を抜け出して、保護されています。
自分を外に出したがらない「鬼ババア(奥さんのこと)」に暴力を振るうようになり、私の施設に入居しました。

最初は、病院だと偽って、しばらくいてもらい、だんだん馴れてもらう作戦でした。
最初の頃は、奥様から同意書をいただいて、ベッドにくくりつけ、つよい睡眠剤や精神安定剤で暴れなくしていました。

このような、入居者の身体拘束については、老人福祉法と、厚生労働省、県の介護保険課などからあれこれと規定されていて、それはそれで、とても頓珍漢なこともありますが、それは、日を改めてお話させてもらいます。

Kさんがついに鍵を壊して施設を抜け出したのは、まだ寒い2月のことでした。

ダブルロックのアルミサッシで、プラスチックの蓋もついているものでしたが、蓋は壊され、シリンダー錠はピンのようなもので開錠されていました。

実は、それまで、私はKさんが警備保障会社に勤めていたことを知りませんでした。
わかってみればなるほど・・・です。鍵のことは、おそらく、仕事柄研究しており、それを思い出して実行に及んだのでしょう。

そして、Kさんが行った先はやはり渋谷の先の、30年以上前に住んでいた場所でした。
お金を持たずに、どうやってそこまで電車を何度も乗りついていったのかはわかりませんでしたが、無事にたどり着いたようです。怪我もしておらず、いつもの服装で18時間後に見つかりました。

現地に行っても、まったくその当時とは景色が違うわけですが、交番に行き所番地を述べて、探してもらっていたといいます。

Kさんが探していたのは、30年前の場所。
それはもうどこにもありません。
交番で保護されて、無事戻ってきましたが、なにか切なくなりました。
Kさんは、目的の場所に行くことが出来たのですが、目的の場所に、さがしているものが見つからず途方にくれたのです。

Kさんは、病院(本当は老人ホームだけど)では、とても紳士でお行儀がよく、たまに「鬼ババア」さんが会いにきても、嫌な顔をせず、並んで親しげに話をしていました。

認知症は記憶に障害があるだけなので、思い出せる昔のことを引っ張り出すのはとても楽しいことだといわれています。
奥様も、自分が若かったときのことを思い出しながら、Kさんとお話をするのは嫌ではなさそうでした。


昔の写真や、おもちゃ、お菓子などを見せて、いろんなことを思い出すという記憶回復訓練を「回想法」といいますが、これは、認知症がひどい人だけでなく、高齢者にとってはたのしい脳の刺激になります。

昔の年賀状、新聞の縮刷版、家族のアルバムなどで積極的に回想を楽しむようにしています。私は40歳をすぎたら、こういうことがとても楽しくなりました。

脳が少しずつ弱っていくのは、残念なことかもしれませんが、それをも楽しむことにすれば、結構脳は長持ちするとおもいます。

| 認知症 | 16:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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