敬老学のススメ

健康的な食事について、ストレス対応、介護業界のドタバタ思い出話など、話題満載。カテゴリーから選んでどこからでもお読みください。

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Tomorrow

山之内豊と菅野美穂が主演する医療ドラマ「Tomorrow」を見ています。 

地方の総合病院が、高齢者や手間のかかる患者を追い出すことをドラマ仕立てにしていましたがが、不出来な医療行政に翻弄される医療関係者と患者を上手に表現していると思い、感心して、つい見入ってしまいます。

ただ、残念なことですが、現実には、主演のお二人のような熱を感じさせる人を、医療の現場で見たことがなく、また、私がいた介護の現場でも、ほとんど、熱意なく、諦観につつまれています。

かかりつけ医の制度にしても、制度を作るのは結構だけれど、なり手が登場するような仕組み(=収益構造)を作らないと、介護保険制度の二の舞なると思います。

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| 医療の楽屋裏話 | 07:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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高齢者施設と医療の微妙な関係

高齢者の介護を自宅でやってもらう方向が行政からは出されています。
美辞麗句でお化粧されているけれど、本音部分で記述するとこうなりますね。

老人ホームに入られると、手持ちの介護保険を全部使うことになり、市の財政が堪らんから、なるべくホームは作らせないようにして、自宅で面倒みてもらうようにしよう。
そうすれば、とっても使いにくいのが介護保険を使うケアプランのしくみだから、なかなか全部は使えないだろうよ。
というものです。

そして、自宅(施設に対して、在宅という言い方をします)にいる限り、家族の大変さは軽減できないんですね。 
在宅介護で認知症が進んでしまったらどうなるか、とか、介護度の認定でひどい目にあわないにはという実例は、別に書きますが、ここでは、往診してくれるお医者さんの裏話。

訪問診療は、医療保険の点数が高くて、しかも設備投資がほとんどいらないから、とってもおいしい仕事なんです。

ただし、一軒一軒を訪問して回るととても手間です。
だから、訪問診療専門のドクターやクリニックはとても少ないのです。
私も介護事業の責任者をやっていたときに、訪問診療専門のクリニックと提携できてほっとしたことがあります。めったにないですからね。

老人ホームを大きく二種類に分けると、
1.老人住宅が何十か集まった集合住宅とみなされるもの
2.老人が何十人か集まった施設とみなされるもの

見た目では大差ないのですが、運用は大違い。

1の「住宅型」では、一軒一軒が住宅だから、往診して、30人を診察すれば30軒分の往診代が請求できるんです。これが、普通の老人ホームだったら、30人見ても、往診代は一回分です。この差は2回/月で数十万円になります。

住宅型の老人ホームだったら、かなり遠方からでもお医者さんは喜んで、来てくれると思いますが、特定施設型のホームだったら、ホーム長がご近所のクリニックに頭を下げてお願いしないとなかなか提携医にはなってもらえませんね。

でもね、裏技があるんですよ。
それは、採血チェック。

高齢者の健康チェックを一番手っ取り早くつかむのは、採血ですよね、とホーム長が言うと、お医者さんは、たぶん「その通り」といって、手を握ってくれるかもしれません。

採血は、分析を外注にできるし、単価は高いし、とてもおいしいんですね。それだけに、採血について、「無駄なことをやりたがる医者ですね」と家族に言われたときに、施設関係者が「いえいえ、これが重要なんです」といってくれるところが好かれます。

そして、介護保険課の方は、医療保険の無駄遣いについては、管轄外だから目をつぶります
ここにメスを入れると、高齢者の介護コストがさがるんだけどな・・・
監督官庁が、医療と介護で二箇所に別れ、医療は県単位、介護は市単位というのでは、トータルでの削減などできっこないですね。

医療保険の監査は私は受けたことがないのですが、聞いたところによると、あまり重箱の隅をつつくようなことはしないのだそうです。医師会が強いからでしょうか。

| 医療の楽屋裏話 | 13:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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