敬老学のススメ

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おばあちゃんとの衝突

mukasino.jpg

認知症が現れ始めた姑さんと、しょっちゅう衝突してしまうというMさん。

ネット碁のお友達でして、最近、このブログを読んでから時々、おばあちゃんの介護の話をするようになりました。

小学生の息子さんと、ご主人のご両親の、三世代5人です。

Mさんがご主人のご両親のお世話をしながら子育てをしているという、激務であることは聞いていました。



おじいちゃんは、矍鑠として、身の回りのことは一応全部できる人なので、あまり手間はかからないそうです。

デイサービスの送り出しや準備はおじいちゃんがやってくれます。

認知症の認定を受け、日常生活にも部分的に介護の必要なおばあちゃんのお世話をしながら、中むつまじく暮らしているとのことでした。

仲むつまじくとはいいましたが、認知症になると、いろんな問題点がでてきますよね。

出しっぱなし
しまいっぱなし
火のつけっぱなし

何をしてるのかわからなくなって人前でも奇態な行動を取り始めるので、おじいちゃんはいつもおばあちゃんを叱ることが多く、ご自身もいらいらしがちだとか。

家族介護ではありがちなことだし、おばあちゃんも週二回のデイサービスに行って元気ににこにこしてかえってくるらしいですから、まずまずの高齢者ライフではありますす。

でも、Mさんの話を、チャットとSNSのメッセージで聞いているうちに、Mさんとおばあちゃんの間では、結構大変な状況なのだな、と気がつきました。

Mさんのお子さんが、風邪をひくと、それがおばあちゃんには気に入らない。
あんたが、薄着をさせたから・・・・・ということになる。

みそ汁の味が変わると気に入らない。

洗濯モノを乾したままで買い物に出かけたときに、ほら、日本各地で暴れまくったゲリラ的な夕立があったときも、あとで一言あったといいます。

ちくりと来て、かちんとくる、そんな言われようだったといいます。

その都度、カチンと来て、それが一定量を超えると、さすがに菩薩のようなMさんも爆発しちゃうわけです。


「それでね、とうとう、私は昨日も爆発しちゃって、おばあちゃんの世話は旦那に任せちゃった」

ということを言っていました。

「八歩さん見たいに、穏やかで優しくしてあげられたらいいんだけど」
というようなことを言われました。

「明日の朝は、何事もなかったように、できるかな・・・・?」


しかし、それは、違うんです。


介護を仕事でやっているのと、家族だから当然、と思ってやっているのでは、介護される人の受け止めも違います。

もし、赤の他人が家事の手伝いをしたんだったら、みそ汁の味が変わっても多分文句は言わないと思うんです。

身内だから出るわがままですね。

わがままが出せるって、幸せなことですが、そのわがままが、どうしても、お嫁さんに向かっちゃって、Mさんはそれをどこにも出せないでいる・・・・・



介護の現場で発生するのは、

健康の問題
お金の問題
気持ちの問題

この3つに大別できると思います。

このなかで気持ちの問題だけは、関係者が進んで助け合うと、意外にスムーズに行くことがあります。


押し付けあうと、大変になるのに、
助け合うと、みんなが楽になるのが、とても不思議です。


うばいあえば足らぬ

わけ合えばあまる

相田みつを 


このおばあちゃんの介護者は、Mさん、ご主人、おじいちゃんがいます。
Mさんの息子さんも、介護の役には立たなくても、見守りは出来ます。

在宅介護としては、非常に恵まれた環境といえます。



それなのに、それなのに、Mさんとおばあちゃんはしょっちゅう衝突し、Mさんは結構めげそうなんですね。

それもよく理解できます。

おばあちゃんは、ボケてきたことを認めたくはないのですが、認めざるを得ない状況です。

人はこういうときに、がっかりして、暗くなり、そしてイジワルな気持ちになります。

その気持ちは、一番いちゃもんをつけやすい、お嫁さんに向かいます。


とても良くあるパターンです。

もし、このおばあちゃんが、寝たきりで、

「Mさん、いつもすまんねぇ」

という口癖の人でしたら、体は大変でしょうか、心は傷つきません。



逆に、認知症の初期の、体は元気なおばあちゃんですからね。

これは、介護ではなく、嫁姑問題です。



よく、スープの冷めない距離がいいといいますが、近すぎてもいけない。

スープをぶっ掛けても火傷をしない程度の距離も必要です。

といっても、同居しているわけですから、とにかく、みんなで工夫して、Mさんとおばあちゃんの距離をとってあげることですね。


顔を付き合わせる時間を短くすることが必要。

いえいえ、波風立てないためではなく、それが おばあちゃんにとっても幸せなんです。

介護というのは、介護される側は、「嫌だ」と思うことを「我慢」させては、いい介護になりません。

自分がボケて、変なことをして叱られているのを、一番知られたくない相手、それがMさんなのでしょう。

Mさんが、パートにでも出るのが一番の解決策だと、思ったのですが、それはまだ、言っていません。あまりにも、暴論だと思われるかもしれないからです。

と、おもっていたら、仕事を探しています、って言うことでした。

(゚ー゚)(。_。)ウンウン、いい仕事が見つかるといいですね。

僕が、事業主だったら、Mさん、雇いたいもの。






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COMMENT

No title

私も、”仕事だからできるけど、これが母だったら・・・・”と考えちゃいますね。(;¬_¬)

| はみ | 2008/09/22 13:16 | URL |

No title

はみさん コメントありがとう。
はみさんもベテランの介護職だから実感があるとおもうんだけど、お互いの遠慮と配慮の微妙なバランスで、仕事としての介護は成り立ってますよね。
家族介護では、遠慮も吹っ飛んじゃってるけど、介護する側の配慮もたりないなあと思うことがあります。はみさんは、配慮と遠慮のひとだから、大丈夫です(きっぱり)。

| 八歩 | 2008/09/22 19:18 | URL |















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