敬老学のススメ

健康的な食事について、ストレス対応、介護業界のドタバタ思い出話など、話題満載。カテゴリーから選んでどこからでもお読みください。

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サービス残業は貯金みたいなもの?


私は、このブログを立ち上げた2年前の8月、まだ、ストレス障害の影響で睡眠薬を精神科医の処方で服用して、ようやく寝たり起きたりしていました。
毎日、自分の専門である高齢者介護事業のことを思い出しながら、日中は寝ないようにして、パソコンに向かうことが懸命のリハビリでした。

一年かかって、ようやく働けるようになりました。
その間、支えてくれた家族、医師、友人にはいくら感謝しても追い付かないくらいです。

ストレス障害で倒れた時は、本当にみじめでした。
ぼろぼろでした。
しょっちゅう死ぬことだけを考えていました。

ここまでの極限の疲労に追い込んだ社長からは、電話一本、メール一通も来ませんでした。
しかし、ストレス障害で、急性の鬱と診断されるような状態で、会社の責任を問う戦いをするだけの力は残っていませんでした。

ところが、この会社は、私が倒れて退職(自己都合退職とされたのですが文句をいう気力もなかった)した後釜の人も、次々につぶれていくんです。 
これを知って、今になって、「何であの時に会社を訴えなかったんだろう」という後悔をしています。

次々に幹部社員がつぶれていくのは、長時間労働のせいでした。

一か月のなかで、丸々休みなのは2日程度。
平日は8時前から仕事に取り掛かって、夜の9時前に会社を離れることはありえないという職場でした。
超過勤務ということで計算するならば、毎月100時間以上になります。
徹夜で朝までに資料を作らねばならないことも多々ありまして、会社の床に毛布を敷いて仮眠するという、非人間的なことをしていました。

私の友人が働く、システム開発の現場でも、このような、あるいはこれ以上の激務職場があると聞きますが、みな、適当な役職と、数万円の手当でごまかされているみたいですね。
でも、係長手当20,000円で、労働時間は自己裁量です・・・・
と言われても、ねぇ。
自己裁量できるはずないです。

私は事業部長として、徹夜してでも仕事をするのが自分の責任だと思い込んでいましたが、今になって、弁護士の方に聞くと、
「部長といっても、全然自分で裁量できないんだったら、社長命令で働かされているんだから当然残業だよ」
ということなんです。

時間給換算だと、三千円(もうちょっと上かな・・・・)だったので、

3000円×1.3×100時間×24=9,360,000円

これだったら、弁護士費用をかけて、もらいにいく価値がありましたね。
ただし、時効が二年なので、今となっては、全部時効になっています。

お金の問題もさることながら、残された社員が自分と同じような目に合わなくて済むという効果がありますから、私も戦うべきだったなと思うんです(後悔…反省…でもできなかったな、あの精神状態では)。

私の場合は、手帳に出勤時間と退出時間を毎日ノート型の手帳に書いてありました。

それを最近見た、友人の弁護士が
「これだけ書いてあれば、ほとんど無条件で一千万がもらえたのにね」
と惜しがってくれました。

ストレス障害の慰謝料のほうは、因果関係を証明しなくてはならず、その割には、せいぜい50万円程度なんだそうですが、未払いの残業代というのはずいぶん大きいんだなと、最近認識を改めました。

ちなみに、こういう、記録や、証拠がそろっていて、長時間労働が証明できるんだったら、

自分の標準的な時間単価×1.3(深夜とか休日が当然入るから、大体1.3)×時間数×月数 

で、おおよその金額が出てきます。


難しいのは、その請求の仕方です。

労働基準監督署に行って、自分で申し立てるのが本筋みたいですが、多分会社は、無条件で支払ってくれることはなく、弁護士を通じて反論(管理職だから手当を払ってある、ゆえに残業というものはない・・・・・)してくると思います。 
ところが、証拠はそろってますよ、といって、弁護士に内容証明郵便で文書を書いてもらい、その弁護士に代理で受任してもらうと、けっこうあっけなく払ってもらえるケースが多いらしいです。

会社を退職したばかりの方のばあい、24か月丸々請求できるので、おおきいでしょうね。
会社は、こういう形で逆襲されるのが、一番嫌なはずです(まだ、予備軍がたくさん社員にいるはずだから)。

月額30万円(時給換算2,000円)の人が、30時間のサービス残業をしていたことが証明できるんだったら、
2,000円×1.3×30時間×24か月=1,872,000円

が請求できることになります。
そのために、弁護士に払う費用は、超概算で50万円くらいだと思います。
意外とたくさん手元に残りそうです。

弁護士費用は、弁護士によって違います、というのではあまりに不親切だから、目安を言いますと、500万円もらえる人で、着手金40万円、成功報酬を入れて総額100万円以下、という感じでしょうか。 
問題は、こういう個人向けの仕事をする弁護士が少ないということだと思います。 
私の友人も、こういう金額が小さくて、その割には、計算や証拠調べがややこしいから、本音ではちょっとね・・・という感じらしいです。

だから、一番難しいのは、いい弁護士に巡り合うことですね。

お互いに、長期化したくないでしょうから、手際よく、着地点(和解)を見つけてくれる人がいいです。
弁護士=素人を食い物にする というのは、漫画の中だけですが、時々、悪徳マルマル、というのがニュースで話題になりますから、口コミなどをうまく生かしてください。

最近聞きかじったことからの、アドバイスで言うと、慰謝料請求というところにウエイトを置くと、長期化し、勝っても負けても弁護士だけがたくさんの費用を持っていく可能性があります。

だから、火に油を注がないタイプの方に、未払い残業代だけの件で、というのがコツらしいです。

このブログ経由で、紹介してほしいと頼まれても、このアドバイスをくれた弁護士のご紹介はできませんのであしからず・・・・・・
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| 世直し提言 | 21:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんなのがあります。
経営者も対策してますよ。

http://www.z-s-taisaku.com/?gclid=CMLRxLiny6UCFQLzbwod7W-Uiw

| | 2010/12/01 23:59 | URL |

長いけれど読んでみました

なるほど、情報ありがとうございます。
対策して、人を潰してしまうような労働を強いないようになるのは良いことですね。
単に、言い逃れる技術を磨くのは本末転倒です。
そこらへんをきちんと指導してあげてください。

| 八歩 | 2010/12/03 07:57 | URL |















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