敬老学のススメ

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離婚相談について考えてみた

数年前に同僚が不当に解雇されて途方に暮れていた時に、的確なアドバイスをくれた弁護士と、それ以来時々時間が合うとカフェで待ち合わせて話をしています。

話というのは、雑談ベースですが、お互いに頭の中が整理できるので、おそらくお互いに重宝しているはずです。

私が睡眠障害で働けなくなり、ストレスをため込みすぎて、「今死んだら、保険金はどうなるのだろうか? そういうときにも税金を妻は納めなければならないのだろうか」などという、馬鹿げたことを彼に相談したことを思い出します。

(続きがあります)



自己破産、民事再生、生活保護と、いくつものセーフティネットがあるので、それを使わない手はない。
君はそれを知らないわけじゃないのに、何を考えてるんだ、と言われました。

何を考えてるんだ、は、弁護士としての発言ではなく友人としての発言だということを、しばらくして理解しました。

ストレス性の鬱症状がそうさせたわけですが、法律の専門家に「死ぬことだけは、全く考えなくていい」と太鼓判を押されて、すこし安心したことを思い出します。

今となっては、昔話ですが、その時は深刻な問題の気がしていたんですね。
今でも、電車の人身事故のことを聞くと、ふと、あの時の索漠とした心象風景を思い出すことがあります。


私と彼とは、お互いに今かかえている問題点、弱点を多少明かしあっています。

すべてとは言いません。
私の感覚としては、妻に50%明かしているとするなら、彼には10%です。

仕事の上のお付き合いの場合、ゼロ・・・・いや、逆に、大きく見せようとして虚勢を張っています。

でも、彼には虚勢は無駄。
それは、お互いの弱点をカバーするためであり、友人であることの証でもあります。


彼から、離婚相談に来た男性の悩みのことを聞いたことがあります。

社会的に地位のある初老の男性で、奥様は

「暴力を振るわれた、もう我慢できないから離婚してくれ」

と主張し、ご主人は

「それくらい普通だ、我慢できないのは変だ」

と公言してるから話はかみ合わないのだそうです。


夫婦仲が悪いというわけでもなく、修復するか、協議離婚に応じるか・・・・
と見ていたら、お互いに、言われたから言い返す、という状態になり、本気で相手の弱点を突くようになってしまったそうです。

離婚自体は、法的な手続きだけの問題なのに、相手の人格を否定し、それはすでに成人している子供たちも傷つけてしまう泥仕合になったそうです。

私は、
「企業同士だったら、秘密保持契約を結ぶのに、個人はそういうことをしないから、相手の秘密を、子供や知人にまき散らして、相手をたたき・・・・そして、自分も傷つくんだなぁ・・・・」

ということを思ったんです。

お互いの弱点をカバーするために、お互いのことを理解しあったはずなのだから、それを悪用して相手を傷つけることは、人としては恥ずべき行為だと感じました。

そのことを彼に同意を求め、そのあとで、


「そういう相談者に、どう対応したの?」

と、ちょっと意地悪い質問をしました。


こういう質問から、彼の人間力を感じることがあります。
彼の回答を、要約してここに書き記すだけの力が私に不足しています。

「そういうきれいごとだけじゃすまないから」
「ま、どう言い繕っても、離婚は結婚の失敗だから」
「失敗をきちんと認識すれば、再出発って難しくないんだよ」
「離婚を決心して、(離婚届をださずに)もう一度、同じ人と結婚したと認識している夫婦もある」

最後のケースって、なんとなく微笑ましいです。
後になったら、思いで話にできるような、そういう処置のしかたですね。

彼が将来、本を書いたら、買います。
そして、知人に紹介して回ります。


私が彼の回答から感じたことは・・・・・

「私がもし、もう一度人生の相談をするとしたら、この人にしよう・・・・」ということです。

弁護士は、人生のネガティブで重大な分岐点での唯一の相談相手かもしれません。
とくに、離婚という相談の場合は、パートナーと別れることを視野にいれるわけですから、弁護士以外に相談相手がいるとは思えないです。


ただ、そういう人と、問題発生以前にどうやって知り合うか・・・ですね。

ネット上の離婚相談所が、その役にたつのかどうか。
可能性は感じています。
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| 法律問題 | 09:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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