敬老学のススメ

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自然に死ぬとはどういうことなんだろう

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命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。・・・・。命長ければ辱多し。長くとも、四十に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ。(徒然草)


正確に覚えているわけではないので、「徒然草」+「命」のキーワード組み合わせでググってみました。

こういううろ覚えの記憶を補強するのに、ネットは本当に便利です。

ネットを使いこなせる状態で高齢者になれたらいいだろうなあ、と思います。



今日は「生物としての死を迎える前に・・・・」についてのつぶやきです。




死に場所を選ぶということ■介護は死と向き合う仕事高齢者介護の仕事は、死ということを意識する仕事です。50人の入居者がいれば、平均で2人くらいは、入院しています。そして、毎年、2人くらいが亡くなります。これは私の経験的な数字に過ぎず、季節の変わり目には、集団食中毒でもないのに、急に5人くらい入院することもありますし、次々に亡くなり、一年で6,7人が入れ替わることもありました。入院から戻って来る方は、それま...
死に場所を選ぶということ



老人ホームで暮らす高齢者は、在宅の高齢者とは異なった死への感覚を持っているなあ、と感じています。

死期が来るのを楽しみにしている人が在宅の高齢者よりも多いように思うのです。

といっても、自殺願望が多いというわけではないんです。

「死」もまた良し、と、消極的にではあるけれど待ち受けている人が多いな、ということです。



(エピソード1)

それは、珍しく、入居者同士の罵り合いをしたのに出っくわしたときです。
老人ホームで、入居者同士が喧嘩をする、罵り合いをするというのは、思ったよりも少ないのですが・・・

「もう、そんなこと・・・・・・(よく聞き取れないい)・・・死んでしまうじゃないか!」

目を吊り上げて、車椅子に座ったまま怒っています。 
食後、みんな少しでも早く自室に戻ろうとしますから、エレベーター前の順番かなんかのことでした。

「死んでしまうじゃないか!」

「あんたなんか、そんな簡単には、死ねんワ!」




「死ねない」というのが、相手を罵る言葉として使われるのは、老人ホームだけではないかと思います。






(エピソード2)

老人ホームの入居者さんたちは、レクでいい表情の写真が撮れたりすると、「これがお葬式の写真にいいなあ」などと言います。

誕生日に家族にお祝いをしてもらうとき、遠慮のない関係の人、たとえば、息子、あるいは、弟などには「これが最後になるかもしれんのだから」という。





■ホーム特有の死生観?

これ、最初は、たくましいブラックジョークだと思っていたのですが、在宅の高齢者は、そういうことを口にしないようだということに気がついて、ホーム特有の死生観について関心を持ちました。

そして、思い当たったのは、ホームに入ると、自分の役割がまったくなくなるので、あとは生物としての死を待つだけ、ということです。 

その、死を待つだけの状態で、五年?~十年以上?

これが、ホーム特有の死生観をもたらしているのではないかと思っています。

明日が来るのを楽しみな生活が提供できないものだろうか・・・・・




■奇跡の百歳

テレビでは、奇跡的に元気な100歳の方を取り上げて、もてはやしているが、みんながそうなれるわけではない。

そういえば、テレビに取り上げられる100歳は、皆在宅ですね。

ホームでは、周りに存在感を示し、役割を果たしていくという充実感がないからだと思っています。

努力すればあのようになれるとは、思えないのです。一種のスーパーマンでしょう。

寿命を受け入れて、無理なく、生きられるところまで生きて、生活の延長上で死んでいくことが叶わないものだろうかと思います。

医療技術が高度に進んではいますが、それをどこまで使って、どこから先は使わないか、それを決めることが自分で出来ればと思います。これについては、政府から干渉はされたくないし、してはならない問題だと思います。


今の高齢者の生かされ方をみると、日本人の死生観とは異なる無理を重ねさせているように思えてなりません。

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