敬老学のススメ

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モンスターな家族

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米倉涼子演じる敏腕弁護士が、教育委員会の要請を受け、学校で起きるトラブルと向き合っていくドラマ「モンスターペアレント」。

毎回登場する“モンスター” との対決には目が離せないです。
ありえないような馬鹿親が登場しますが、どうも現実も、このような人がいるようです。

幸いにも、私は子育ての間に、このドラマのようなモンスターな人とであったことはありませんが、有料老人ホームに自分の親を預ける娘、息子世代がモンスターペアレント世代と重なっています。

この世代、子育てでは学校に対して無理難題を吹っかけ、現場を混乱させますし、親の介護では、介護事業者に無理難題を吹っかけます。



理解不能な価値観を振りかざして、学校を恐怖に陥れるモンスターのような親は、小児科や産婦人科の医師を恐怖に陥れ、医療現場も崩壊させており、もう、社会問題という言葉では済まされない状況になっています。

また、介護の現場でもモンスターファミリー化します。
モンスターペアレントが、そのままモンスターペイシェントであったり、モンスターファミリーだったりする訳です。

なんでこのようなことになるんだろうか、ということは、理解したくもないですが、いろいろな方の意見を読んでいきますと、このような原因に集約されると思います。

①1970年代後半~1980年代前半の校内暴力、学級崩壊を経験し、元来教育、医療、介護への敬意を持っておらず

②さらに教職の人気が低かったバブル期に社会に出たために教師をバカにしている、医師にはねたみがある

③バブル崩壊でリストラなどで、社会的な地位を失った人々が、安定した職業に対するねたみもある。介護職員の待遇の低さについては、知らないか、目をつぶっている

④「言ったもん勝ち」がまかり通る風潮が強まっている


モンスターファミリーには、非常に苦しめられました。
事業責任者である私が対応し、長時間かけて話をしなければ、その対応はホーム長、看護士、ケアマネ、主任という現場の責任者たちに向かうのですから、とにかく私が対応するしかなかったのです。

わたしが苦慮したのは、彼らが「老人福祉法で守られるべき高齢者を代弁しているご利用者様」としての立場と「社会的な弱者」を巧妙に使い分けるからです。

クレームをつけるときには、「ご利用者様」として振るまいます。
そうしたクレームが理不尽で、施設運営に支障をきたすので、サービスの打ち切り、退去、という結論を出されそうになると「家庭の事情を持ち出して善処」を懇願します。

クレームをつければ、特別扱いしてもらえると思ってクレームをつけているのであって、「では、契約の継続は出来ません」といわれることは想定外のようです。



老人ホームで苦情としてぶつけられるものを、いくつかあげて見ます。

・物がなくなった、壊れた。弁償してほしい 思い出があるものだから損害賠償もしてください→これは、在宅ヘルパーがよく出っくわします。

掃除のときに壊してしまったとき、基本的には保険で対応するのですが、「完全に元に戻らない、どうしてくれるんだ」といって、県に苦情を申し立てられたことがあります。
なくなった(取られた)というのは、水掛け論になりますが、では、警察に連絡してくださいといって、警察沙汰になったことは一度もありません。

・介護認定が低くされると認定員に苦情をいい暴力を振るう、ケアマネやヘルパーに文句を言う、市長に実名で讒言(ざんげんする)

市も実名で通報されると、名指しされたひとに事情を聞かざるをえず、あることないこと言われた人は非常にショックを受けます。

・54人定員の施設で、「介護職員が三分の一の18人いない、もうけ主義の悪徳施設である」と実名で県に、通報する

常勤換算で18人の人が、24時間のシフトで仕事をしていますから、8人いる時間もあれば4人の時間もあります。それを確認せずにいきなり監督官庁に通報です。あわせて、衛生管理や虐待、不明朗な小遣い管理、ということも「あるようだ」という言い方を、30分以上されたので・・・・・と県の職員は言い訳をしていました。朝日新聞にも電話をしたといってました、との事でした。

これで、県の緊急立ち入り検査です。
暇じゃないのに・・・・・

実名をあげて攻撃された若い看護士は、大いに腹を立て、しばらくしてやめてしまいました。いい迷惑です。

通報した娘さんは、一時間でも二時間でも悪口をがなりたてる、エキセントリックなひとでした。こういう人が、どこの施設の家族にも一人くらいはいて、責任者の頭を痛めていると思います。

今日も、介護現場では、弱者の仮面をかぶった家族が、心優しいヘルパーやホーム長に無理難題を吹っかけて困らせているところがあるのだろうなあ、と思います。

少ないですよ、そんな人。でも、100人のうちに一人そういうひとがいると、それで、責任者がノイローゼに追い込まれることもあるんですww


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米倉涼子演じる敏腕弁護士が、教育委員会の要請を受け、学校で起きるトラブルと向き合っていくドラマ「モンスターペアレント」。 毎回登場する“モンスター” との対決には目が離せないです。 ありえないような馬鹿親が登場しますが、どうも現実も、このような人がい

| トトロの森の管理人日記 | 2008/09/10 13:18 |

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