敬老学のススメ

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泥棒ヘルパー事件に思う

泥棒

訪問介護先の認知症の女性宅から、ブランド物の腕時計や現金を盗んだヘルパーが逮捕されました。

私は、幸いにも一度もこの手のトラブルの経験がありません。

ありそうでいて、これまでほとんど聞かなかったのは

・ヘルパーになる人の資質
・事件の発覚のしにくさ

の両面があるのだと思います。




こういう事件が続くと、行政は、ヘルパー雇用者に対してマニュアルの整備、教育計画の策定と実施、アンケートの回答などを求めて来るのが通例です。

ヘルパー採用の面接のときに、そういう問題を起こしそうな人が見抜けるかどうかということで言いますと、かなりのぶぶんは見抜けると思います。 
しかしながら、ヘルパーが低賃金の重労働で、なり手が少ないから、この事業者も選考を緩めていた可能性があります。

可能性があるというのは、間違いですね。 おそらく、なにか引っかかっていたけど、まさかこんな犯罪を犯すとは思わなかった・・・・・ということだと思います。

悪意を持っていて、悪意を隠した人間も間違えて雇ってしまう可能性があります。 

選べる状況だったら、虫の知らせで、不採用とした人を、採用せざるを得ない。
そういう悩みが介護事業者にはあります。

施設介護だと、警戒すべきは夜勤時の怠業と虐待ですが、訪問介護だと、虚偽報告を警戒します。

小さな嘘をついているうちに、あるいは報告を上げずに済ませているうちに、慣れが生じます。
そして、大きな事件につながるのだと思います。



たとえば、不注意から、置物などを壊してしまうことはあります。

そういうときは、利用者・家族が

「弁償しなくていいです」

と言っても、訪問介護記録にそのことを残します。
そして、別の用紙に、事故報告を書いてもらいます。

事故報告書に、その日のうちに書き込んで、即日提出ということにしています。
弁償の場合は、保険対応の可能性もありますから、携帯のカメラで写真を撮ります。

それは、会社の規則にしているので、手順に従うだけです。

利用者・家族が

「そこまでしなくても・・・・・」と言っても、

「会社の規則なので、こうしないと私が規則違反になります」と言ってもらいます。


仕事でやっている事故なので、事故を起こさないようにするにはどうするか、ということは勉強会などで改めてやりますが、一件ごとに、あーだこーだ、とはいいません。

一件ごとにつつくと、おそらく、つい、報告しなくなると思います。


事業者自身が、事を隠したがるタイプのところは、一件ごとのトラブルに対して、あれこれいいますから、自然とヘルパーも、小さいことだから報告したら面倒くさいと、なります。

たとえば、茶碗一個割りました、ということを報告しなかったり、あるいは、弁償しますといって、ポケットマネーで購ったとします。

事業者としては、見てみぬフリをするほうが、茶碗一個分出金が少なくて住みますが、これが間違い、禍根の種を、せっせと、まいているのだと思います。

割ったのはミスだから、次からは気をつけよう、ということでミスから学ぶことが出来ます。

報告せずにうやむやに収めてしまうと、「自分がかぶれば、平気」という、悪い経験をつみます。

今回の泥棒事件が、すでに泥棒であった人がヘルパーになったのか、それともヘルパーが泥棒に変わったのかはわかりませんが、普通のヘルパーは、訪問先で間違えてボールペン一本もって帰っても、すぐに返します。

そうそう、訪問先でモノをもらうことは、厳禁してます。

もらう習慣は、公私混同の第一歩だからです。

逆に、休みをとって旅行などに行っても、お土産を利用者宅にもっていくことも禁止です。

仕事で接しているのだから、親戚のおばあちゃんのお世話とは一線を引いてもらっています。

私が、今回の事件のような泥棒事件に出会ったことがないのは、ラッキーなのかもしれませんが、小さなことでも報告させて、自分の判断で処理をしてはいけないということにしていたことが重要だと思っています。

最初から、泥棒を働いてやろうとおもって、在宅ヘルパーになられたらどうしようもないですが、最初は、ヘルパーとして、人様に喜んでもらおうと思って仕事を始める人が大半です。



認知症女性宅で窃盗、ヘルパー逮捕
介護で訪れていた認知症の女性宅から、高級腕時計や現金などを盗んだとして、ホームヘルパーの女が警視庁に逮捕

されました。窃盗の疑いで逮捕されたのは、杉並区に住む介護ヘルパー、関本里映容疑者(25)です。
調べによりますと、関本容疑者は今月1日昼ごろ、介護で訪れていた認知症の92歳の女性の家から、「フランク・

ミュラー」などの高級腕時計2点、あわせて210万円相当と現金9万円を盗んだ疑いが持たれています。
調べに対し、関本容疑者は容疑を認めたうえで、「ブランド物が好きで、サラ金に300万円の借金があった」「訪

問介護先で他にも10件ほど同様の犯行を繰り返していた」などと供述しているということです。(17日11:42)



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| 世相を斬る | 09:30 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

訪問介護は家庭のなかに入るからこういった問題も起きるんですね。
そういえば、アメリカの家政婦派遣でも同じ問題が起きたときに、
全裸でする会社がでてヒットしていましたね。
盗んでも隠すところがないというのですが、別な意味でのヒットですよね。

冗談はさておき、今後増える問題ですから、貴重品をきちんとしまっておくなどの介護を受ける家族側のマニュアル整備も必要なんでしょうね。

| ミミオ | 2008/09/18 11:26 | URL | ≫ EDIT

同感です

八歩こんにちは 毎回精力的に投稿すごいですね。

私も幸い盗難事件に出くわした事がありません。
逆に私自身が6年前初めてヘルパーとし働いた時
あるお宅で通帳盗んだと疑われた事があります。
疑いは3ヶ月後に晴れました。…単なるしまい忘れ
事業所は前職が金融機関の役員ですから全く疑っていませんでした(笑)

今はヘルパーさんで困っているのはヘルパーさんの
うっかり訪問忘れ…普段は良いヘルパーですが
たまにポカする人が2名ほどいる。

つい先日も朝8時のヘルパー来ないと連絡があった。
ヘルパーさんに電話すると「ハイ、何でしょう・・・」
「〇〇さんのところどうしました…」
「あっ、すみません。すぐ行きます・・・」
とりあえず先にお客様を訪問、お詫びと援助開始
直ぐ、ヘルパーさん到着しましたが…う~ん

こういうヘルパーさんに限って代行などの融通が聞く。
朝は8時から働き、土曜日も働いてくれる。

怒り方も慎重になってしまします。…人手不足は深刻です。
今は良いが将来が心配、ヘルパーさんが高齢化している。平均年齢が50代を超えた…
特に土日、早朝、夜間のヘルパーさん探すの大変です。

| 華之将 | 2008/09/18 13:25 | URL |

No title

全裸の家政婦なんて聞いたこともありませんね。
そういう冗談ではすまない事態に直面していると思っています。
訪問(在宅)介護は、相手の陣地に単身乗り込んでいくのですから、相手が受け入れる気持ちが無いと、非常に難しいです。
性悪説に立っては成り立たない業務です。国は、在宅介護を進める方針に見えますが、何の整備もされていません。

華之将さんが直面された、しまい忘れ問題は非常によくおきます。施設だと、「お財布が無いの・・・・・だから、帰れないの・・・・」っている方 なぜか、おばあちゃんが多いです。 お財布の小銭にものすごい執着をするかたを何人か思い出すことが出来ます。

もし、在宅介護で疑われるようになったら、介護は出来なくなると思います。そういう疑いを家族からも持たれ、モンスターのようなクレームを浴び、縁が切れたこともあります。

| 八歩 | 2008/09/18 14:06 | URL |















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